高齢者の介護サービスの種類と、費用が安い介護が必要。医療費を安く。
高齢者の介護サービスの種類の概要
介護サービスの種類について解説します。
介護保険で利用出来る介護(予防)サービスは色々とあります。
一回あたりいくらというものもあれば、定額で利用できるものもあります。
今回はどのような種類のものがどれだけあるかというのを理解していただき、各サービスの説明は次回以降でそれぞれさせて頂きます。
ちなみに大まかな説明は高齢者施設についてのページでも概略を説明していますので、ご参照ください。
居宅サービス
介護スタッフが自宅に訪問したり、施設に通ったり、短期宿泊できるサービスもあります。
要支援の場合でも同じ11種のサービスを受けることができますが、サービスや内容料金が一部異なります。
①訪問介護(ホームヘルプ)
②訪問入浴介護
③訪問看護
④訪問リハビリテーション
⑤居宅療養管理指導
⑥通所介護(デイサービス)
⑦通所リバビリテーション(デイケア)
⑧短期入所生活介護(ショートステイ)
⑨短期入所療養介護(ショートステイ)
⑩福祉用具貸与
⑪特定施設入居者生活介護
地域密着型サービス
高齢者の介護サービスを提供している市区町村の住民だけが利用することができます。
要支援の場合は、①定期巡回・随時対応型訪問介護、②夜間対応型訪問介護、⑤複合型サービス、⑦地域密着型特定施設入居者生活介護、⑧地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護は利用できません。
また、⑥認知症対応型共同生活介護(認知症高齢者グループホーム)は要支援2以上からの利用となります。
①定期巡回・随時対応型訪問介護
②夜間対応型訪問介護
③認知症対応型通所介護(認知症高齢者デイサービス)
④小規模多機能型居宅介護
⑤複合型サービス
⑥認知症対応型共同生活介護(認知症高齢者グループホーム)
⑦地域密着型特定施設入居者生活介護
⑧地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護
施設サービス
高齢者の介護保険3施設は、要介護でないと利用することができません。
また、③介護療養型医療施設は将来的に廃止することが決まっています。
①介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)
②介護老人保健施設
③介護療養型医療施設
福祉用具の購入
手すりの取り付けや、自立した生活のために役立つ家の改修工事については費用が支給されます。
まとめ
自宅で生活しながら介護保険を利用する場合も、高齢者施設や高齢者住宅に入居し介護保険を利用する場合も上記のサービスを利用することになります。それぞれの詳しい説明は別ページでしますので、まずはどのようなサービスがあるかというのをご理解ください。
居宅介護支援サービス 介護サービス一覧
高齢者の居宅サービス | 地域密着サービス | 施設サービス |
※①訪問介護 | ①定期巡回・随時対応型訪問介護 | ①介護老人福祉施設(特養) |
②訪問入浴介護 | ②夜間対応型訪問介護 | ②介護老人保健施設 |
③訪問看護 | ③認知症対応型通所介護 | ③介護療養型医療施設 |
④訪問リハビリテーション | ④小規模多機能型居宅介護 | 居宅介護支援 |
⑤居宅療養管理指導 | ⑤複合型サービス | 住宅の改修 |
⑥通所介護 | ⑥認知症対応型共同生活介護 | 福祉用具の購入 |
⑦通所リバビリテーション | ⑦地域密着型特定施設入居者生活介護 | |
⑧短期入所生活介護 | ⑧地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護 | |
⑨短期入所療養介護 | ||
⑩福祉用具貸与 | ||
⑪特定施設入居者生活介護 |
高齢者の訪問介護サービスとは
訪問介護とは、訪問介護員(ホームヘルパーや介護福祉士)が自宅を訪問し、介護や生活支援を行なうサービスです。サービス内容としては、「身体介護」と「生活介護」などの介護や家事と、通院などに利用する介護タクシーへの「乗車・降車の介助」です。
身体介護
身体介護に含まれるのは、食事や入浴、排泄といった利用者に直接触れて行う介助やその準備・後片付けなどです。医療行為や療養に関わるケアを頼むことはできません。
・食事や服薬の介助
・入浴の介助や清拭
・着替えや洗面などの介助
・排泄の介助
・体位を変える
・車椅子などへの移乗・移動
・病院の付き添い などです。
身体介護の自己負担費用目安(要介護1~5の場合)
時間 | 自己負担費用額 |
20分未満 | 170円 |
20分以上30分未満 | 254円 |
30分以上1時間未満 | 402円 |
1時間以上1時間30分未満 | 584円 |
以降30分以降 | +74円 |
20分未満の身体介護について
20分未満の身体介護を受けるにはいくつかの要件があります。(2時間ルールは適用されない)
・夜間深夜及び早朝の時間帯(午後6時から午前8時まで)に行われる身体介護である必要があります。
・日中(午前8時から午後6時まで)に行われる場合は、高齢者の対象者及び事業所の体制が以下のいずれにも該当しなければなりません。
(1)要介護3~5の利用者であり「障害老人の日常生活自立度(寝たきり度)判定基準」おけるランクB以上に該当する者。
(2)サービス担当者会議において、一週間のうち5日以上の20分未満の身体介護の提供が必要と判断されたものであること。
(3)事業所は営業時間を最低でも午前6時から午後10時までの時間帯を含む時間帯を運営規程において定めており、かつ、24時間体制で利用者又はその家族等からの連絡に常時対応できる体制にあるもの。
(4) 事業所は、定期巡回・随時対応型訪問介護看護事業所と一体的に運営しているもの又は定期巡回・随時対応型訪問介護看護事業所の指定を併せて受ける計画を策定しているものでなければならない。
生活援助
生活援助には、調理や掃除、洗濯といった家事全般が含まれていますが、利用できるのは、高齢者、利用者本人が行うのが難しく、家族など身近な人も手助けすることができないものに限られます。援助を頼むことができるのは、利用者本人のために必要なことだけです。
・調理や食事のあと片付け
・掃除やゴミだし、洗濯
・買い物、薬の受け取り
※高齢者の世話で頼むことができないもの
・利用者以外のための家事(利用者以外の部屋の掃除、来客の応接、自家用車の洗車など)
・日常生活の援助に該当しないもの(草むしり、ペットの世話など)
・日常的に行われる家事の範囲を超える行為(大掃除、正月などの特別手間をかけて行なう調理)
※生活援助の自己負担費用目安
時間 | 自己負担費用額 |
20分以上45分未満 | 190円 |
45分以上 | 235円 |
通院等のための乗車・降車の介助
・訪問介護員が運転する車への乗車・降車の介助
・通院先での受診の手続き
その他の自己負担費用目安
内容 | 自己負担費用額 |
通院などの乗降介護 | 100円/1回 |
20分以上の身体介護に引き続き、生活援助を利用 | 25分ごとに+70円 (限度:210円) |
初回加算 | サービスを初めて利用した月に200円 |
2時間ルールについて
高齢者の訪問介護を1日に複数回算定する場合にあっては、算定する時間の間隔は 概ね2時間以上とするいうルールがあります。このようなルールがあるため、例えば、午前中は1時間に1回の介助が必要などといった場合に対応ができない可能性があります。
老人ホームの種類費用・介護施設の種類や費用別に案内をしています。
老人ホームや有料老人ホーム、高齢者向け賃貸住宅、特別養護老人ホーム(特養)など、 全国35,000件以上の高齢者向け施設・住宅の情報をご紹介している介護施設検索でき、ネットから入居資料パンフレット請求ができます。全国の老人ホームが毎日空室状況を更新しています。
人気の介護施設の口コミ・ランキングや即入居可・空室有りの施設特集
夫婦入居・二人部屋に対応している介護施設特集、24時間看護の介護施設特集
認知症可の介護施設特集
認知症重度対応可の介護施設特集
安い・低価格の介護施設特集
高級・プレミアム感のある介護施設特集
入居一時金0円でも入れる介護施設特集
新設・ニューオープンの介護施設特集など案内です。
全国の老人ホーム、介護施設、高齢者住宅、グループホームなどの種類や費用別入居パンフレット請求です。 各都道府県から市町村別で、入居時費用、自立 、要支援1・2 、要介護1から要介護5、認知症の各種条件で 検索でき、ネットから資料請求できます。 7ヶ月以内に新規オープンした老人ホーム、介護施設、高齢者住宅、介護療養型医療施設、グループホームなどの施設から探せます。 24時間看護師常駐の老人ホーム、介護施設、高齢者住宅、介護療養型医療施設、グループホームなどの施設から探せます。 入居金0円の老人ホーム、介護施設、高齢者住宅、介護療養型医療施設、グループホームなどの施設から探せます。 認知症でも利用可能な老人ホーム、介護施設、高齢者住宅、介護療養型医療施設、グループホームなどの施設から探せます。
老人ホーム入居をお考えの方を支援するサイトです。種類や費用の希望条件に叶った全国の施設情報を求める方のナビゲーターとして、老人ホーム検索は、各種条件で介護施設検索でき、ネットから入居パンフレット請求ができます。
全国の老人ホームや介護施設を各種条件で検索し、ネットから入居パンフレット請求ができます。
24時間看護体制で緊急時ケアも安心の、日中から夜間まで看護師常駐の施設から探せます。
専門ケアが充実し、認知症の方でも安心して生活できる老人ホーム・高齢者住宅、施設から探せます。
上質のサービスや設備、至上の食事などを極めた、高級感漂うワンランク上の老人ホーム・高齢者住宅、施設から探せます。
サービス付き高齢者向け住宅、高齢者の生活を支援するサービスの付いたバリアフリー住宅です。トイレ・浴室・キッチン完備の居室などもあり、自宅のように悠々自適に生活することができます。入居費用を抑えつつ、いざという時にも安心して暮らせる施設から探せます。
特別養護老人ホーム、介護老人福祉施設とも呼ばれ、社会福祉法人や地方自治体が運営する公的な施設です。寝たきりや認知症など比較的重度の方、緊急性の高い方の入居が優先となるため、入居待ちの方が非常に多く、入居までに早くて数ヶ月の施設から探せます。
高齢者向け住宅、高齢者向けの賃貸住宅です。一般的な賃貸住宅同様に完全個室なため、自由に生活を送ることが可能です。有料老人ホームに比べ費用は低価格ですが、介護や生活支援サービスは別契約になるため、必要とするサービスをきちんと把握する必要があります。
食事提供などの生活支援サービスを提供する有料老人ホームです。介護を受ける場合には、外部の介護サービス事業者を利用することができます。介護度が高くなり利用サービスが増えると、介護費用が高くなったり退去しなくてはならない場合もあります。
老人ホームパンフレット請求 ↓ や介護職の求人や転職の応募のページへ。
老人ホームの種類費用・介護施設の種類費用などの介護求人について
全国の老人ホーム、介護施設、高齢者住宅、グループホームなどの介護施設求人、介護就職情報です。
介護や福祉の仕事を専門に扱った求人情報サイトです。介護や福祉の仕事に関する求人情報を、会員登録することで、求人へ応募することができます。
各都道府県から市町村別で、正社員・契約社員 パート・その他の各種条件で
検索でき、ネットから会員登録することで、求人へ応募できます。
介護施設の求人を地域からさがしたり、介護の求人を詳細条件で希望雇用形態を正社員・契約社員 パート・その他や、介護職種、その他・無資格 ヘルパー2級 ヘルパー1級 介護職員基礎研修 介護職員初任者研修 実務者研修 介護福祉士 介護支援専門員 社会福祉士 社会福祉主事任用 精神保健福祉士 理学療法士 作業療法士 言語聴覚士 看護師 准看護師 柔道整復師 あん摩マッサージ指圧師 介護事務 医療事務で探すこともできます。
新規オープンした老人ホーム、介護施設、高齢者住宅、介護療養型医療施設、グループホームなどの施設からの求人でも探せます。
介護職で有利な資格は、
介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)、介護福祉士、介護支援専門員(ケアマネージャー)、
社会福祉士、医療事務、介護事務、看護師の資格などがあります。
介護求人の職種として、
介護職・ヘルパー、ケアマネジャー、生活相談員、サービス提供責任者、管理職、
機能訓練指導員、看護師、送迎ドライバー、教育・学校、介護事務、医療事務、管理栄養士、
家事代行スタッフ、その他、
老人ホーム・介護施設などの介護求人で上記職種によっては、無資格でも募集があります。
老人ホームの種類費用・介護施設の種類費用や老人保健施設、年金などについての一覧です。