住宅型有料老人ホームとは
高齢者のニーズに応える柔軟な対応が魅力な介護施設です。住宅型有料老人ホームは、
基本的に館内で提供されるサービスは食事サービスと、緊急時の対応などの日常的な生活支援だけとなります。
施設内に介護スタッフが常駐していないため、入居中に介護が必要な方は、外部の介護サービス事業者と契約を結ぶことで、
施設に入居しながら外部の訪問介護などの介護サービスを利用することができます。
住宅型有料老人ホームでは、居住することだけを目的にした施設から、介護付有料老人ホームと同様、入居者が楽しめる
ようなレクリエーション、サークル活動、イベントなどを開催している施設もあります。また、共用スペースやリハビリルーム、カラオケ、麻雀卓などの設備が充実している施設もあります。
介護付有料老人ホームと住宅型有料老人ホームの種類の違いは介護スタッフが常駐しているか、 外部サービスを利用するかの違いなので、 どちらの有料老人ホームを選んでも介護サービスを受けることができます。
住宅型有料老人ホームの費用の概略
住宅型有料老人ホームは、介護度の重い高齢者の方では介護サービスを利用する回数が多くなり、 介護保険の上限額を超えやすく、超えた分は10割、つまりすべてが自己負担となってしまいます。 また、介護度の低い高齢者の方では、利用した分のみの介護保険1割自己負担となるため、 費用が少なくて済むという面もあります。
入居の条件 | 自立、要支援、要介護 | 入居契約方式 | 原則は終身利用です |
---|---|---|---|
敷金 (おおよその基準) |
0~数千万円 | 月額利用料 (おおよその基準) |
10~25万円 |
住宅型有料老人ホームの入居にかかる2種類の費用と内訳
例として、要介護3の場合の概算です。
住宅型有料老人ホームに入居する時に必要な費用は、入居時に必要な入居一時金と、
入居後に毎月支払う施設月額利用料の2種類に分けられます。
入居一時金とは、入居時に支払うことで、そのホームで終身にわたって生活する権利を取得するための費用です。
たいていの施設では、入居時に「30%」など一部が初期償却という扱いになり、残りが一定の期間内で少しずつ償却されていきます。
償却期間内に入居者が途中退居した場合(死亡時も含)、未償却分が返還されることになります(返還金制度)。
有料老人ホームと同じ種類です。
月額利用料は、家賃や水道光熱費などの月額利用料に加え、介護サービスにかかる介護保険1割自己負担額や、
介護・生活サービスにかかる追加料金、おむつ代などの日常消耗品など、
その他の費用が含まれます。目安として約20万円から~と見ておけば良いと思います。
入居時に大きな負担となるのが入居一時金や敷金・礼金。昨今では0円という施設も増えてきましたが、
1000万円以上、や1億円を超える入居一時金が必要な施設もあります。
パンフレットなど資料を請求してよく検討、確認しましょう。
その他・介護一時金
通常より多くの介護スタッフを配置する場合に、
上乗せ介護費、という項目が追加されることもあります。
この上乗せ介護費は、月々の利用料に加算される場合や入居時に一括で支払うケースなど、
支払い方法は介護施設によって異なります。支払い方法に関しては、どちらかを選択か、
といった方式を採用している施設もあるので、入居前に相談してみてはいかがでしょうか。
入居一時金ついては、退居をした時に、支払った高額な一時金が思っていたよりも返金されなかった、
というトラブルが発生することが多々あります。
介護費用や家賃分を一時払いした形式の一時金もあれば、老人ホームを利用する権利として支払った一時金もあります。
入居前には必ず重要事項説明書を読み、一時金の内訳と、いつ退去するとどれくらいの金額が
返還されるかなどをよく確認しておくことが必要です。
住宅型有料老人ホームの月々にかかる費用
月額利用料の内訳は、家賃・管理運営費・食費・水道光熱費、上乗せ介護費などがあります。賃料や管理費などは施設によって大きく異なる場合もあります。
賃料 | 家賃相当額 住宅型有料老人ホームの家賃は、近隣の賃貸マンション・アパートなどの家賃相場を基準としている施設が多いようです。都心部の住宅型有料老人ホームでは家賃が高くなる傾向にありますし、また、地方都市や中山間地域などの家賃は低く抑えられています。 |
---|---|
管理費・共益費 | 職員人件費、施設の維持管理費などです。 居室以外の共用スペースの維持にかかる費用とお考えください。例えば、天然温泉があったり、レクリエーションルームがあったり、する住宅型有料老人ホームでは、そのぶん管理費・共益費が割増になっている事が多くあります。 |
水道光熱費 | 水道代、電気代、ガス代などです。 水道光熱費は、管理費・共益費に含まれている場合もありますが、居室で使用する分を個別に支払うというケースがほとんどです。北陸、東北・北海道地方をはじめとして、寒冷地は冬場の暖房費として割増になる施設もありますので、入居検討の段階で、パンフレットなど資料を請求して確認しておきましょう。 |
食 費 | 食材費、外部委託費などです。 食事の提供方法は施設によって様々です。 |
---|---|
上乗せ介護費 | 入居者3に対して介護スタッフ1の割合が基準となりますが、介護スタッフを増やし手厚いサービスを行う分を上乗せして徴収する場合もあり、入居検討の段階で、パンフレットなど資料を請求して確認しておきましょう。 上乗せサービスと呼ばれるサービスは、国が定めた人員配置基準以上の手厚い介護体制を整えて介護サービスを提供する場合です。有料老人ホームのなかには、入居者の介護ケアをよりきめ細やかなものにするために介護保険制度で定められた「要介護者3人に対して1人」という水準以上の人員配置をしている施設があります。 施設情報や運営規定などで「2.5:1」「2:1」などと表記されているのがその事に該当し、国の定める基準以上に手厚い体制である分を上乗せして介護費用として利用者に請求します。 |
その他の費用の介護保険1割負担(自己負担額)
介護サービスを 利用した場合 |
特定施設入居者生活介護に指定された施設の介護保険料は一日あたり定額で決まっています。それに対して、指定を受けていない施設は、利用した介護サービスの分だけ加算されます。
介護保険1割負担については、特定施設入居者生活介護に指定された施設の介護保険料は一日あたりの定額で決まっています。 特定施設入居者生活介護の指定を受けていない施設の場合には、住宅型有料老人ホームなどと同様、在宅介護サービスを利用する形となり、ケアプランに合わせた介護サービス利用額費用が必要となります。 |
---|
要介護1 | 要介護2 | 要介護3 | 要介護4 | 要介護5 | |
---|---|---|---|---|---|
介護保険単位数 (単位/30日) |
15900 | 17910 | 19980 | 21900 | 23940 |
介護保険報酬 (円/30日) |
159,000円 | 179,100円 | 199,800円 | 219,000円 | 239,400円 |
自己負担額 (円/30日) |
15,900円 | 17,910円 | 19,980円 | 21,900円 | 23,940円 |
上記の表では1単位10円で計算していますが、お住まいの地域によって1単位あたりの単価は変わりますのでご注意ください。 ※介護保険(介護報酬)は3年ごとに改定されます。
住宅型有料老人ホームのクーリングオフ、保全措置
住宅型有料老人ホームの場合、一般的な賃貸借方式の契約が多く、利用権方式のように多額の入居一時金や家賃の前払い金が発生することはありませんが、稀に利用権方式を採用している住宅型有料老人ホームではクーリングオフが適用になります。ただし、入居していた期間の家賃や水道光熱費、食費などは支払わなければなりません。 契約から90日以内に契約を解除した場合は、入居一時金は全額返還する。というクーリングオフ制度は、住宅型有料老人ホームでも適用になります。老人ホームの種類費用・介護施設の種類や費用別に案内をしています。
老人ホームや有料老人ホーム、高齢者向け賃貸住宅、特別養護老人ホーム(特養)など、 全国35,000件以上の高齢者向け施設・住宅の情報をご紹介している介護施設検索でき、ネットから入居資料パンフレット請求ができます。全国の老人ホームが毎日空室状況を更新しています。

人気の介護施設の口コミ・ランキングや即入居可・空室有りの施設特集
夫婦入居・二人部屋に対応している介護施設特集、24時間看護の介護施設特集
認知症可の介護施設特集
認知症重度対応可の介護施設特集
安い・低価格の介護施設特集
高級・プレミアム感のある介護施設特集
入居一時金0円でも入れる介護施設特集
新設・ニューオープンの介護施設特集など案内です。

全国の老人ホーム、介護施設、高齢者住宅、グループホームなどの種類や費用別入居パンフレット請求です。 各都道府県から市町村別で、入居時費用、自立 、要支援1・2 、要介護1から要介護5、認知症の各種条件で 検索でき、ネットから資料請求できます。 7ヶ月以内に新規オープンした老人ホーム、介護施設、高齢者住宅、介護療養型医療施設、グループホームなどの施設から探せます。 24時間看護師常駐の老人ホーム、介護施設、高齢者住宅、介護療養型医療施設、グループホームなどの施設から探せます。 入居金0円の老人ホーム、介護施設、高齢者住宅、介護療養型医療施設、グループホームなどの施設から探せます。 認知症でも利用可能な老人ホーム、介護施設、高齢者住宅、介護療養型医療施設、グループホームなどの施設から探せます。

老人ホーム入居をお考えの方を支援するサイトです。種類や費用の希望条件に叶った全国の施設情報を求める方のナビゲーターとして、老人ホーム検索は、各種条件で介護施設検索でき、ネットから入居パンフレット請求ができます。
全国の老人ホームや介護施設を各種条件で検索し、ネットから入居パンフレット請求ができます。
24時間看護体制で緊急時ケアも安心の、日中から夜間まで看護師常駐の施設から探せます。
専門ケアが充実し、認知症の方でも安心して生活できる老人ホーム・高齢者住宅、施設から探せます。
上質のサービスや設備、至上の食事などを極めた、高級感漂うワンランク上の老人ホーム・高齢者住宅、施設から探せます。
サービス付き高齢者向け住宅、高齢者の生活を支援するサービスの付いたバリアフリー住宅です。トイレ・浴室・キッチン完備の居室などもあり、自宅のように悠々自適に生活することができます。入居費用を抑えつつ、いざという時にも安心して暮らせる施設から探せます。
特別養護老人ホーム、介護老人福祉施設とも呼ばれ、社会福祉法人や地方自治体が運営する公的な施設です。寝たきりや認知症など比較的重度の方、緊急性の高い方の入居が優先となるため、入居待ちの方が非常に多く、入居までに早くて数ヶ月の施設から探せます。
高齢者向け住宅、高齢者向けの賃貸住宅です。一般的な賃貸住宅同様に完全個室なため、自由に生活を送ることが可能です。有料老人ホームに比べ費用は低価格ですが、介護や生活支援サービスは別契約になるため、必要とするサービスをきちんと把握する必要があります。
食事提供などの生活支援サービスを提供する有料老人ホームです。介護を受ける場合には、外部の介護サービス事業者を利用することができます。介護度が高くなり利用サービスが増えると、介護費用が高くなったり退去しなくてはならない場合もあります。
老人ホームパンフレット請求 ↓ や介護職の求人や転職の応募のページへ。
老人ホームの種類費用・介護施設の種類費用などの介護求人について
全国の老人ホーム、介護施設、高齢者住宅、グループホームなどの介護施設求人、介護就職情報です。
介護や福祉の仕事を専門に扱った求人情報サイトです。介護や福祉の仕事に関する求人情報を、会員登録することで、求人へ応募することができます。
各都道府県から市町村別で、正社員・契約社員 パート・その他の各種条件で
検索でき、ネットから会員登録することで、求人へ応募できます。

介護施設の求人を地域からさがしたり、介護の求人を詳細条件で希望雇用形態を正社員・契約社員 パート・その他や、介護職種、その他・無資格 ヘルパー2級 ヘルパー1級 介護職員基礎研修 介護職員初任者研修 実務者研修 介護福祉士 介護支援専門員 社会福祉士 社会福祉主事任用 精神保健福祉士 理学療法士 作業療法士 言語聴覚士 看護師 准看護師 柔道整復師 あん摩マッサージ指圧師 介護事務 医療事務で探すこともできます。
新規オープンした老人ホーム、介護施設、高齢者住宅、介護療養型医療施設、グループホームなどの施設からの求人でも探せます。
介護職で有利な資格は、
介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)、介護福祉士、介護支援専門員(ケアマネージャー)、
社会福祉士、医療事務、介護事務、看護師の資格などがあります。
介護求人の職種として、
介護職・ヘルパー、ケアマネジャー、生活相談員、サービス提供責任者、管理職、
機能訓練指導員、看護師、送迎ドライバー、教育・学校、介護事務、医療事務、管理栄養士、
家事代行スタッフ、その他、
老人ホーム・介護施設などの介護求人で上記職種によっては、無資格でも募集があります。
老人ホームの種類費用・介護施設の種類費用や老人保健施設、年金などについての一覧です。

